今日の猫
いきつけの温泉によくいる猫の一匹、やたら目つきが悪い。足元には今年初めてみる蕗の薹。春やきぬらん。明るいうちに温泉にいって帰りに整骨院に寄る。左首と右肩の肩凝りを訴えるも、しばらく触診して肩凝りではない旨を告げられる。筋を痛めている状態らしいが、肩凝り歴が浅いので違いがよくわからない。首は寝違えたときとおなじ痛みが、肩は筋肉痛の状態が1箇月ほど続いている。さて肩凝りってのはどういう状態だったか。
雪また雪
今日の道
職場の駐車場に車を停めて外に出たら、窓ガラスに反射した朝日がきれいな角度でアスファルトの舗装に降りていた。初めて見る光景。同じ時間に同じ角度に太陽が昇ってくるのは年に2回なわけで、8年通った職場だから同じものを見るチャンスはこれまで16回あったはずなのだが(半分は雨か曇としても)。
宇宙より
最近肩こりがひどくて調子が悪い。それでなくても気合いが必要な週明けの朝、出勤前に温泉に浸かった後、ほぐれない肩にうんざりしつつ温泉のロビーで新聞を開いた。目に飛び込んできたのは1枚の写真。宇宙、地球、そしてオーロラ。宇宙船エンデバーからの写真だ。想像もつかなかった大きな光景の、美しさに息をのむ。この写真を時折おもいだすだけで今日は幸福な気持ちになれた。実はわたし、あの惑星に住んでいるのですよ。
2008年4月の漫画購入予定
http://www.manganomori.net/list.asp?listid=60
『群青学者』はcampanellaが買ったのを読むとして、4月は購入予定なし。この機会に最近完結した『神戸在住』の抜けている巻を埋めて読み直すか。それともiyokan5オススメ経済アニメ『狼と香辛料』の原作ラノベでも読んでみるか。
北の方言
まかす
任せることではない。液体をこぼすことだ。同じ職場の女性が手をすべらせてマニキュア液をこぼしたとき周囲に「なにまかしたの」と発話されているのを聞いた。若い人も違和感なく使っており、「こぼす」よりも失敗感が強いらしい。例(親から子に)「ふざけてやってると、まかすよ」
「撒く」が変化したものだろう。1文字ア行の音が加わることで、ちょっとのんびりとして明るい感じになっている。久々に知らない北海道方言を聞いて満足。
回転式だ
先日、学生の頃を過ごした札幌に出張した。学生の頃のように銭湯に行き、学生の頃のように使い捨ての剃刀を番台のおばちゃんから買って髭を剃った。学生の頃とちがってひどく剃刀負けをした。
加齢というのは色んなところにあらわれるものだな、という感慨はさておき、旅行先に常用の髭剃り道具一式をもっていくのも馬鹿らしい。いい機会なので、前からその生物のような特徴的な形が気に入っていた回転式電動剃刀、PHILIPS HQ6090を入手した。
見れば見るほど不思議な曲線。かちっと四角いレトロな感じのモノも好きだが、美しくデザインされた曲線は楽しげで良い。ロゴがきれいなうちに記念撮影。
傘がない
今年初めての雨
行きつけの温泉からあがって帰ろうとすると、車のボンネットに猫がのっていた。こちらをみて逃げ出したが、しばらくみていると戻ってきて車の下にもぐった。これでは車がだせないので諦めて撮影会。雨やまないね。
最近読んだ漫画
- 関川夏央・谷口ジロー.1997.『坊ちゃん』の時代5不機嫌亭漱石.双葉社.
- 紡木たく.2007.マイガーデナー.編書房.
- こうの史代.2008.この世界の片隅に 上.双葉社.
- タアモ.2008.恋月夜のひめごと.小学館.
- 羽海野チカ.2008.3月のライオン1.白泉社.
- 谷川史子.2008.くらしのいずみ.少年画報社.
- 石川雅之.2008.もやしもん6.講談社.
- 弐瓶勉.2008.BIOMEGA 4.集英社.
- 野村亮馬.2008.WORKING ROBOTA.アフタヌーン22(4, appendix): 175--225.
やっと『坊ちゃん』の時代5部作を全部読むことができた。学生時代、漱石の『思い出す事など』や子規の『病状六尺』といったあたりを好んで読んでいたのでこの最終巻は随分楽しめた。読み終えたばかりの森茉莉も登場してちょっとうれしい。終わりにむかって漱石の顔がだんだん好みでない向へ崩れていくのが残念。かの蒼空に――明治の空気はやはりいい。
ドイツ語まですんなりとわかる やっぱり天才だなぼくは
羽海野チカの2作目は将棋漫画。扉絵がいちいち良い。各章の題字のフォントも(カタカナがちょっと変だけど)美しい。かわった題名はイギリスの諺からきているようだ。3月がライオンのように激しくはじまるなら終わりは羊のように穏やかにおわる(逆もまた然り)。スピード感のある話運びも登場人物達の団欒の楽しさも益々洗練されている。碁を打つのが趣味なのでこの手のゲームを題材にした漫画はつい感情移入してしまう。
アナタですか 今日はあなたが下さるんですか!!?
早く!!!そして少しでも多めにっっっ
2007冬の四季賞で面白かったのがリストの最後の作品。ロボットSFものでネタは古典的だがセンスが良い。4コマなのだが、きちんとSF的な上手い落としかたを見せてくれる。SFが背景ではなくて中心にある漫画を久しぶりに読んだのでうれしい。
字が汚い人間は心がキレイなのよ覚えときなさい!